2022年04月26日
2022年02月25日
2022年02月22日
「コロナ禍の最中なのにポスト・コロナを語るとは不謹慎」と怒られそうであるが、「闘いの最中にあって『戦後』を展望しておく」ことは歴史の教えるところでもある。戦後の設計は、戦中からなされていた。だとすればこの2年間に及ぶ「コロナとの闘い」から我々は何を教訓として受け止め、ポスト・コロナに引き継いで行くべきなのだろうか。
苅谷剛彦氏は「新型コロナウィルスがもたらす危機が私たちの『日常』に変更を迫る深刻さ」を直視し、「地に足を着けた教育論議の必要」を強調する。その中で「大学がどのような教育と学習を提供するかできるか」に問題を収斂させる。大学教育の問い直しによって「コロナ禍は、日本社会が築き上げてきた学問や教育の強靱さ・しなやかさ(resilience)を試す機会」であるととらえている。
『中央公論・22年2月号』は、アフターコロナの大学論を8大学のトップにインタビューした記事があり面白かった。コロナ禍で直面した困難・苦労は当然大学により異なっているが、「オンライン授業」を簡単に全面的に否定するのではなく、その長所を見据え「知の伝達」における学習効果をしっかり見据え、コンピテンシーをどのように育成するかを真剣に考えている点などはかなりの大学で共通しているようだ。その場合、学問の教授を「授業」という狭い枠内だけで捉えるのではなく、部活動やサークル活動を位置づけ直し、こうした課外活動を「正課外活動」と位置付ける関西学院大学の取り組みなどは参考になった。
我が大東文化大学は板橋校舎と東松山校舎の2つのキャンパスに分かれていることがデメリットであると捉えられてきた。実際、キャンパス間の移動が一時間以上かかることをみれば、学生諸君のカリキュラム履修制限がある。実際、1限に板橋校舎の授業を受け、2限に東松山校舎での授業を受けることは不可能である。学生諸君にはデメリットでしかない。しかし「オンデマンド型授業」の経験を導入することで両校舎の距離はなくなり、移動時間が省略できる。学生にとっては極めて有効かつ効果的にカリキュラムを構築できるのではないかと考える。「オンデマンド型授業でできること」「オンデマンド型ではできずに対面型で実現できること」をいまこそしっかり総括すべき時である。
2022年01月30日
写真は、現在のトンガ出身の部員を中心に撮影しました。支援の御協力をよろしくお願いします。御協力を頂く場合は次の方法でお願いします。
カテゴリ:荒井明夫ブログ
2022年01月18日
2022年01月03日
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2021年12月19日
2021年4月から12月までの研究活動報告です。相変わらずの新型コロナ対策に加えて、今年度から着任した文学部長の仕事に関係して忙しい日々です。その中で次のような活動を展開しました。
(1)5月28日とと8月30日に開催された(Zoomにて開催)された研究会に参加しました。また5月30日に開催された全国地方教育史学会大会、教育史学会大会第65回大会にZoomにて参加しました。
(2)同僚で2020年3月18日に亡くなった藤本卓先生の『藤本卓教育論集』の刊行委員を務め「はしがき」を執筆しました。本年5月に刊行されました。
(3)引き続き山口県の防長教育会成立史の史料整理、「きけわだつみのこえ」に関する論文等を読みすすめました。
(5)昨年度から4年間の科研費採択を受けて就学史研究会を9月6日に第5回研究会を開催しました。就学史研究の調査もすすめています。
(6)この時期の史料調査は以下のとおりです。山形県酒田市(光丘文庫・4月7日~8日)、福島県会津若松市(市立図書館・4月23日~24日)、長野県松本市(開智学校・6月24日~25日)、茨城県水戸市(県立図書館・7月31日・日帰り)、茨城県水戸市(県立歴史館・8月6日・日帰り)、長野県更埴市(長野県立歴史館・8月19日~20日)、山口県山口市(県立文書館・9月7日~9日)。山形県山形市(県立図書館・9月30日~10月1日)。
2021年12月19日
12月18日に大学選手権4回戦の対同志社大学戦が花園ラグビー場でおこなわれました。残念ながらわが大東文化大学は29-31で惜敗しました。この試合、立ち上がりに緊張からか固さが目立ち、連続して4トライを奪われてしまいました。その後修正して後半はいかにも大東らしい試合展開ができ、一時は24-23と逆転したのですが、直ぐに逆転されてしまいました。31-24で迎えた後半終了間際、キャプテン酒木君がモールから執念のトライを決めましたが、難しい角度からのコンバージョンキックを決められずに試合終了となりました。緊迫したすばらしい試合でした。会場には大勢の大東文化サポーターが来場くださりグッズの売れ行きも好調でした。
大勢の方の応援、誠にありがとうございました。悔しい幕切れでしたが来シーズンに続く結果が出せたのではないかと思います。選手には是非胸を張ってほしいと思います。来シーズンは更に強化を続け、一回りも二回りも成長し、この上をめざしますので今後とも応援どうぞよろしくお願いします。
カテゴリ:荒井明夫ブログ
2021年11月30日
カテゴリ:荒井明夫ブログ