2021年11月14日

2021年11月14日
2019年10月21日
私がすすめている当面の研究課題と、本欄で紹介したいと思っている史資料の概要をお伝えします。
第1。就学史研究です。各府県の「就学規則」を調査・収集し、分析します。この研究の意義については「研究活動」欄で詳述します。本欄では、各府県の就学規則について随時紹介していきます。
第2。防長教育会の成立の研究と山口高等中学校の設立と性格に関する研究です。防長教育会の設立と山口高等中学校の設立に関する教育史的意義を明らかにしうる史料を紹介します。
第3。戦没学徒兵手記『きけわだつみのこえ』に関する研究です。紹介できる史料はほとんどありませんが、刊行された史料を紹介し、研究につほいねては「研究活動」欄で詳述していきます。
第4。ほとんど未着手ですが、徴兵令認定学校の研究です。少しずつ現地史料を収集してきました。これも紹介したいと思います。
このほか、今論文としてまとめているのが「『学校と地域』関係再考─中等教育を焦点として」です。紹介できる史資料を本欄で紹介します。論文の内容は「研究活動」欄で述べます。
以上です。
カテゴリ:史資料
2008年07月13日
1955年東京生。東京大学大学院教育学研究科・博士課程修了。博士。専攻は、近代日本中等教育史。著書『明治国家と地域教育』、編著『就学告諭と近代教育の形成』(東大出版会)『近代日本黎明期における「就学告諭」の研究』(東信堂)など。明治初期・地域の学校設立についての研究や中学校設立の研究などがテーマです。教育史学会理事を2003年から、2016年10月から中等教育史研究会代表を努めています。大東文化大学内では教職課程委員長などを歴任。現在教育学科主任・歴史資料館運営委員を務めています。
●趣味はクラシック音楽を聞くこと。特にベートーヴェンやバッハ、指揮者のフルトヴェングラー・ムラビンスキー・クレンペラーのファンで協会や研究会の会員になっています。その他にジャズや映画・演劇・歌舞伎鑑賞。自動二輪大型免許をもち、アマチュア無線は現在4級で近く3級にチャレンジします。小型船舶2級免許をもちボートで海に出るのも趣味です。最近は中南米音楽のフォルクローレ、特にケーナの演奏に凝っています。
●家族構成は、妻と一男三女、孫五人です。
<著書>
『明治国家と地域教育』2011年1月1日、吉川弘文館。
<編著>
<学術論文>
カテゴリ:史資料