演習

2021年度のゼミが終了しました。
1月17日は今年度最後のゼミでした。すでに11日には卒論にエントリーした4年生全員が卒論を無事提出できました。最後は「死闘」と言ってよい程に厳しい指導でした。それを受けながら本当に最後まで粘り強く頑張った4年生たちでした。正直、私は「3~4人は脱落するかも・・・」と思っていました。しかし、見事に4年生はその「苦労」に打ち勝ち提出にこぎつけました。まことに「アッパレな闘い」でした。
来年度は現3年生3人と私との4人の荒井ゼミになります。この4年生の「闘い」を3年生もしっかりみていたことでしょうから、励みになると思います。
最後にみんなで集合写真を撮りました。4年生一人が体調を崩して欠席だったのは残念です。今年度のゼミは、残す日程はゼミ論文の提出と、有志での卒論・ゼミ論文発表会のみになりました。またしても新型コロナの関係で、送別会ができないのがとても残念です。

この4年生は、3年時から新型コロナでのオンライン授業が続きとても満足できる状況ではなかったと思います。しかししっかり力を付けた2年間だったと思います。そして最後はゼミやゼミでの討論をしっかりリードしてくれました。1年間リードしてくれた4年生たちに心から感謝します。

卒論を提出した4年生たちです。

今年度の3年生たちです。来年は4年生で深いゼミをめざします。

 

2021年度のゼミメンバーです。

2022年の正月に思う
新しい年を迎えました。明けましておめでとうございます。新しい年のお正月をみなさまいかがお過ごしですか。私は年明けの激務に備えて身体を休めつつ「一年の計」をしっかり設計しているところです。
正月の2日、久しぶりに子どもたち・孫たち全員が揃いました。昨年秋に長男・正輝に次男・翔真(とうま)君が誕生しました。誕生後に初めて会うことができました。これで孫が6人になりました。この日に、小川はなちゃんと、まほちゃんは泊まっていきました。二人ともすっかりお姉さんです。
新型コロナ禍の二年間でした。大学もオンライン授業と対面型授業を繰り返してきました。オンライン授業の中で、改めて対面で授業できる価値や幸せを感じました。昨年4月に学部長に就任しましたが、「コロナ禍で何ができるか」自問する日々です。

(映像が暗くてすみません)

お蔭様をもちまして我が家族では誰一人感染することもなく、みな元気で過ごしております。感染された方々の御回復をお祈りします。内外ともに難問山積の時代ですが、今年こそコロナを克服し、このHPをご覧頂いている皆様にとりまして、よい年となりますよう祈念しております。

本年もまたどうぞよろしくお願い申し上げます。
2021年4月から12月までの研究成果報告

2021年4月から12月までの研究活動報告です。相変わらずの新型コロナ対策に加えて、今年度から着任した文学部長の仕事に関係して忙しい日々です。その中で次のような活動を展開しました。

(1)5月28日とと8月30日に開催された(Zoomにて開催)された研究会に参加しました。また5月30日に開催された全国地方教育史学会大会、教育史学会大会第65回大会にZoomにて参加しました。

(2)同僚で2020年3月18日に亡くなった藤本卓先生の『藤本卓教育論集』の刊行委員を務め「はしがき」を執筆しました。本年5月に刊行されました。

(3)引き続き山口県の防長教育会成立史の史料整理、「きけわだつみのこえ」に関する論文等を読みすすめました。

(5)昨年度から4年間の科研費採択を受けて就学史研究会を9月6日に第5回研究会を開催しました。就学史研究の調査もすすめています。

(6)この時期の史料調査は以下のとおりです。山形県酒田市(光丘文庫・4月7日~8日)、福島県会津若松市(市立図書館・4月23日~24日)、長野県松本市(開智学校・6月24日~25日)、茨城県水戸市(県立図書館・7月31日・日帰り)、茨城県水戸市(県立歴史館・8月6日・日帰り)、長野県更埴市(長野県立歴史館・8月19日~20日)、山口県山口市(県立文書館・9月7日~9日)。山形県山形市(県立図書館・9月30日~10月1日)。

21年度大学選手権・対同志社大学戦報告

12月18日に大学選手権4回戦の対同志社大学戦が花園ラグビー場でおこなわれました。残念ながらわが大東文化大学は29-31で惜敗しました。この試合、立ち上がりに緊張からか固さが目立ち、連続して4トライを奪われてしまいました。その後修正して後半はいかにも大東らしい試合展開ができ、一時は24-23と逆転したのですが、直ぐに逆転されてしまいました。31-24で迎えた後半終了間際、キャプテン酒木君がモールから執念のトライを決めましたが、難しい角度からのコンバージョンキックを決められずに試合終了となりました。緊迫したすばらしい試合でした。会場には大勢の大東文化サポーターが来場くださりグッズの売れ行きも好調でした。

大勢の方の応援、誠にありがとうございました。悔しい幕切れでしたが来シーズンに続く結果が出せたのではないかと思います。選手には是非胸を張ってほしいと思います。来シーズンは更に強化を続け、一回りも二回りも成長し、この上をめざしますので今後とも応援どうぞよろしくお願いします。

関東大学リーグ戦は5勝2敗で大学選手権出場です。
11月28日、関東大学リーグ戦最終戦で、対中央大学戦でした。お蔭様で50-13で勝利することができました。最終戦は第6戦の専修大学戦に続いて有観客試合で、多くの方がお出かけ下さいました。応援ありがとうございました。
お蔭様をもちまして、我が大東文化大学ラグビー部は、リーグ戦5勝(流通経済大学・法政大学・関東学院大学・専修大学・中央大学)2敗(東海大学・日本大学)で終えることができました。
この試合、前半こそリズムに乗れず5-8とリード゙を許しましたが、後半はスーピーディーな攻撃とディフェンスで大東文化大学らしいラグビーができたと思います。もちろん、ラインアウトや細かなミスなど修正すべき課題は残ります。修正して大学選手権に備えたいと思います。
その大学選手権ですが、12月18日に花園でおこなわれます。対戦相手がどこになろうとも大東文化大学らしいラグビーをしてほしいと思っています。応援よろしくお願いします。
山口調査報告
山口県での史料調査に久しぶりに出かけてきました。
出かけた先は、新型コロナでしばらく閉館されていた山口県文書館です。9月下旬にようやく開館されるという報告を受けて、時間の都合のついた先日、2泊3日で出かけてきました。
20年近く研究を続けてきた防長教育会と山口高等中学校の関係史料と、学齢児童就学関係史料の収集です。4時間新幹線に乗って山口に到着後、直ぐに文書館に飛び込みました。
その日に史料のあたりを付け、翌日開館と同時に閉館まで史料とにらめっこです。全部で500コマ以上を撮影してきました。
まずは山口県の明治期児童就学関係史料の調査です。期待していた就学実態に関する史料は明らかになりませんでしたが、『県教育史』等で不明だった明治19年と明治25年の「学齢児童就学規則」関係史料をみつけ、撮影することができました。
次に、かれこれ20年近くなる「山口高等中学校関係史料」の調査です。実は、初めて訪問したのが20年程前です。そこでは史料の所在についてはつかんでいました。当時の一眼レフフィルム・カメラを持参し一部を撮影したのですが、全貌がどうしても知りたいというストレスをためていました。その間、別な所蔵史料機関である山口大学など訪問していました。今回、「山口高等中学校一覧」や「山口高等中学校一件」といった必須史料を全部一眼レフ・デジタルカメラに撮影してきました。
ここに収録されている史料郡によって、山口高等中学校の性格に関する全貌が明らかになると期待しています。
例えば、上記は「管理条項」ですが、県・文部省・設置主体である防長教育会との権限関係が明らかになります。そしてその防長教育会についてですか、これまで、存在は認められている有名な団体ですが、どのようにして成立したのかなど謎が多くありました。以下の史料は成立の全貌を明らかにできる史料として期待しています。
このHPの「研究活動」でも紹介してきましたが、山口県の分析は非常に遅々とした歩みですが、これを契機に論文作成に向かって邁進していきたいと思っています。
大学の現状とそれを憂いている人への好著2冊
大学の現場は病んでいる。意味不明の仕事が多く、貧困な予算の下で補助金を獲得するためのあらゆる競争に巻き込まれ、行政から次から次へと来る「改革」という名の圧力にさらされている。1991年に大学設置基準は「大綱化」されたはずであるが、それ以降の30年は「改革」のために走り続けさせられてきた。大学の現場は、教育よりも様々な申請書類を書かされる場と化し、研究に費やす時間がなかなかとれないという現状である。そんな中で、政府が主張する「世界の大学ランキング゙上位に日本の大学を」などというスローガンはただ虚しい限りである。
そうした大学の現状に対し、心ある大学人たちは本当に危機感を抱いて憂いていることと思う。こんな教育と学問研究の現状では、一体日本の将来はどうなってしまううのかと。
そうしたときに出た、本当に名著がある。
友人で京都大学の教授である駒込武さんが編著者になって各国立大学・公立大学の現状を告発した本である。今どうなっているのか恐るべき実態が描かれている。問題は国公立大学だけではなく、私立大学にも関係してくるはずである。いまから備えておきたい。
2019年に出た佐藤郁哉先生の『大学改革の迷走』は、そんな大学の現場で疲れ果てている大学人が読むべき好著である。毎年の風物詩である「次年度シラバス執筆」、PDCAサイクルの現実、大学現場の面従腹背と過剰同調、大学政策の「無責任の体系」等々。読んでいて「溜飲の下がる」思いである。478ページの大著であるが、読み始めると止まらない。
大学「改革」現場の中で奔走さ(せら)れている人に是非一読を進めたい。その原因がどこにあるか、しっかりと理解できる好著である。
2021年度後期ゼミ活動報告②(10月11日分) 

皆様、こんにちは。ゼミ長の名倉と申します。10月11日に今学期三度目のゼミ活動を行いました。活動内容といたしましては、「旭川学力テスト事件」をテーマとした討論活動を実施しました。今回は討論活動の中で、主要争点がどのように変化していったかを報告させていただきます。以下、報告です。
・「旭川学力テスト事件」討論主要争点まとめ
①学力テストの是非
「使用した参考文献では学力テストについての善し悪しの二面性を取り上げているが、みんなの目にはどう映ったか」という疑問から始まったこの争点。ほとんどの人が悪い面の方が色濃く見えるとの意見を出す中で、決め兼ねるとの意見も。その詳細な説明を聞く中で②への討論へと突入した。

②学力テストの現代的意義はなにか
「指標を測る」という学テの目的に関して「全国の学校水準を指標を図る」という目的で学テは行われているが、それを代用するものは存在するのか。また、「指標を作り上げる際に偏差値だけを取り上げるのは時代錯誤的な考えではないか」との意見から、新たな指標となるものとは何かを模索した。その後、実際に学テを受けた私たちの学校はどうだったかを思い出しながら再度、偏差値だけをみる学テの必要意義について検討した。

③現在、文部科学省が行っている様々な施策による、行政の介入は妥当と言えるのか
今回の討論テーマは「妥当性」が鍵である。そこで少し視点を広げ、昨今、文部科学省が提言している政策を通して教育現場へと介入することに妥当性を見いだせるかという討論を行った。それらの提言を通して、子供たちの利益になると結論づければ、妥当性があると判断できる。そこで、将来に必要な人材・能力とは何かを討論し、その上で現在教育現場で見られる、様々な政策は妥当なものかの検討をした。

このような流れで討論活動が進みました。以上で報告を終わらせていただきます。

2021年度後期ゼミ活動報告

こんにちは。荒井ゼミ、ゼミ長の名倉です。
2021年度後期のゼミ活動が、9月27日より本格的にスタートしました。第一回目は「子どもは親の私物であるか(体罰を事例に考える)」というテーマを設定し、各々の考えを深め合うことを目的とした討論活動を行いました。法の解釈や道徳的観点、実体験を基にした意見の共有から始まり、最終的には現在問題視されている、児童相談所の介入はなぜ難しいのかといった社会問題にも目を向けることができた白熱した討論であったと思います。
また、この日は現大学二年生のためのゼミ活動見学も開催しており、多数の学生が見学に来てくれました。新型コロナウイルスの流行もあり、オンラインでの実施ではありましたが、「荒井ゼミ=討論活動」のイメージを少しでも体感して貰えるような活動をお見せすることができたのではないかと思います。

茨城県立歴史資料館にて調査
このHPのブログにても書きましたが、茨城県立歴史館に史料調査のため出かけてきました。
コロナ禍の中での地方の図書館・資料館での調査は本当に大変でした。今回は早くから予約を入れ、当日2時間という制限の中での調査でした。歴史館の職員の方々の極めて御丁寧な対応に助けられ、無事調査を終えてきました。

歴史館の敷地内にある旧水街道小学校本館です。堂々とした洋風建築に圧倒されます。

本館の内部にある「御影奉安所」です。天皇と皇后の写真(御影)を保管していたところです。

今回の調査目的である「明治19年学齢児童就学規則」です。

これも目的でしたが「明治33年小学校令施行規則実施規程」です。

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